概要
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文字起こし
はいモハピーチャンネルですいよいよ日銀のマイナス金利政策が解除されて日本も金利がプラスの世界に戻ってこようとしていますとはいえすぐにどんどん政策金利が引き上げられるようなことはないと見られていて国民生活にはそれほど大きな影響はないと見られていますが金利が上がってくると当然預金金利はいつ上がってくるのかと多くの国民が思っていることともいます日本人は2000円を超える金融資産を持っていますが仮にその金額に1%の金利がつくとしたら国民は年間で20兆円もの金利収入を得ることができるという計算になりますこれはあまりにもざっくりとした計算ではありますがこれまでの長いマイナス金利政策で国民は大きな機械損失があったと言っても間違いではないでしょうで今回お話しするのは預金金利を早く引き上げさせるようなそんな制度を設けるという1つの提案ですこのチャンネルでは経済で起こっていることを解説したり今後どうなるか見通しをお話しすることがほとんどですが今回は珍しくこういう制度を作っていったらいいんじゃないかそんなお話をしたいと思います本当はそういうことを提案する政治家が出てくればいいと思うんですがそういう案もなかなか出てこないこともあってしびれを切らして今回はお話ししてみたいと思います今日銀がマイナス金利政策を解除していよいよ日本もプラスの金利になっていこうとしていますですが政策金利が継続的に引き上げられるような状況はまだまだ先になると見られていてそして政策金利が引き上げられたとしても通常預金金利が上がってくるのはだいぶ後になります通常政策金利が引き上げられても銀行は低い預金金利を維持しますそして低い金利でお金を預かって高い金利で運用してリザを稼ぎますで預金金利の引き上げは通常緩やかなものになるというのが多くの国で見られる現象ですこれは預金者が銀行を選ぶ時に金利だけで決めているわけではないので低い預金金利を維持しても大手校に預金をそのまま置いておこうという預金者が多いため大手校ほど急いで預金金利を引き上げない傾向があります預金者からすると金利だけで預金先を決めてもし銀行が潰れてしまったらお金を失ってしまいますのでどうしても大手校を選ぶ傾向がありますつまり大手校は大きくて潰せない存在であるという立場を利用して低い預金金利を維持しているということになりますで政策金利が引き上げられる中でも預金金利を低く抑えることで大手銀行はたくさんの利益を稼ぎますアメリカでも2022年から利上げを開始しましたが預金金利の引き上げは特に大手校でかなり地行していましたこれによって大手校は大きな利益を稼ぎましたこれが多くの国で見られる現象でおそらく日本でもそのようになっていくと見られていますですがそうなっていない国がありますこのチャンネルでは前にお話ししたこともあるんですがそれはフランスですフランスではいわゆるリブレットAという金融商品がありますこのリブレットAというのは元々ナポレオン戦争の時にできた債務の返済のために累18世によって作られた金融商品ですで今は貯蓄口座として機能していまして非課税で預金ができる仕組みとして多くのフランス国民が利用しています5500万口座以上あると言われていましてフランスの人口が6800人ぐらいとすると8割程度の国民が利用しているということになりますでこの制度の利用者は制度に基づいて銀行にお金を預けて銀行から決まった利率の利子を受け取る形になるんですがでこの利率を国が決めることになっていて政策金利の引き上げに応じてこの預金金利をどんどん引き上げてきています銀行の預金金利を国が決めていてそれに従って銀行は預金者に金利を支払わなければいけない仕組みになっていますつまり中央銀行が政策金利をどんどん引き上げた時に銀行が理財を稼ぐのではなく預金金利を政府がすぐに引き上げさせて預金者つまり国民がその恩恵を受けられる仕組みになっているわけですですので2022年から欧州の中央銀行ECBが利上げを開始しまして欧州の多くの国の銀行がリザ拡大で利益が上がったんですがフランスの銀行だけがすぐに預金金利も引き上げられてしまったためにリザが拡大せずフランスの銀行はあまり儲かりませんでしたフランスの銀行の中でも預金が多い銀行ほど儲からないという状況になって投資銀行部門が強いソシエテジェネラルやBNPとかはそんなに影響を受けなかったとか古社によって違いはあるんですが全体として銀行よりも国民が恩恵を受けられるようになっていますこういう仕組みを日本でも作ったらどうかということを申し上げるのが今回の動画の趣旨ですもちろん銀行は大反対するでしょうし抵抗勢力はいるでしょうですが皆さんよく考えていただきたいんですがこれまで長い間低金利で国民は損失を被ってきたわけですそしていよいよ金利がプラスの時代になったなのになぜいつも困った時に助けてもらえて言われたことしかやらないとか言われている銀行が先にたくさんの恩恵を受けるのでしょうかフランスのような制度を作った方がいいと主張するような議員が1人ぐらいいてもいいのではないでしょうか当然制度ができた経緯だったり国有銀行の役割とか銀行システムが発展した経緯が違うのでフランスと同じなことを日本でできるかっていうと簡単ではないかもしれませんですがNISAなんかをやるよりもなんでこういう制度を検討しないのかと私は思ってしまいますNISAのことを言い出すと話が長くなってしまいますが国民がNISAをやって1番喜ぶのは誰なのかリスク資産を取引してもらって手数料を受け取る金融機関です今言われていることって金融機関にとっておいしい話ばかりです金融機関にとっては個人のお客さんが預金なんかをしても何も儲からないNISAとかでリスクの高い金融商品を取引してもらった方がたくさん手数料が入ってくるわけですそして金融機関にリスクが偏りすぎないようにとかそうした国や金融機関の思惑もあってNISAなんかをやれやれと促されているですが日本人ってそもそもリスク資産に投資したい人ってそんなに多くないっていうのは皆さんご存知の通りです割合で言えばリスク資産に投資をしたい人よりも利率の高い預金がいいという人の方が多いわけですもちろん投資がしたい株を買いたいという人はやればいいと思いますし私も株を持っていますそういうやりたい人にとってNISAなんかは決して悪い制度ではありませんが国民の大多数が望んでいるという意味ではフランスのリブレットAみたいな制度の方がニーズがあるのではないでしょうか去年日本の国会議員がパリに視察に訪れてちょっと話題になっていたと思いますパリに行ってFL島で仲良く写真を撮って色い話題になっていたと思いますがきっとこうしたフランスの色々な制度なんかについても理解を深めてこられたことと思いますですが残念ながら金融機会にとって都合のいい政策しか出てこないのが現状ですそしてメディアももっとこういう話もしていいのかなと思ったりもしますがこういう経済の話なんかも知識が乏しい面もあって偏りがちですそういう意味ではYouTubeなんかで専門的な知識を持った人たちがもっといろんな発信をしていくのを期待したいですですし私もこれからも皆様のお役に立つ情報の発信に努めてまいりたいと思っていますということで今回はこれから日本もいよいよ利上げが行われる可能性が高まってきた中でフランスの預金金利などについてお話ししました今後ともどうぞよろしくお願いいたします
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